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B型肝炎 C型肝炎 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)

B型肝炎に対する抗ウイルス療法

B型慢性肝炎については、「抗ウイルス療法」として核酸アナログ製剤(NA)で病勢をコントロールしていく治療が中心となっています。抗ウイルス療法は、ウイルスの増殖を抑えて肝炎の鎮静化を図る目的があります。経口薬で投与もしやすく、副作用も比較的少ない治療です。しかし、変異により耐性ウイルスが出現し薬剤が効かなくなる場合や、以前は治療の対象とならなかった患者さんも治療可能な場合もありますので、専門医での診療をおすすめします。特に母子感染(垂直感染)の可能性がある方は、まずは採血で一般的検査項目(AST、ALT、γ-GTP など)およびHBs抗原とHBs抗体、さらに腹部エコーをおすすめします。

C型肝炎に対する内服単独治療 (Direct acting agents; DAA治療)

インターフェロン療法は、C型慢性肝炎やC型代償性肝硬変の方でウイルスを排除できる可能性がある唯一の治療でした。C型肝炎の治療法として、飲み薬だけでウイルスを排除する内服単独治療 (Direct acting agentsによる治療;DAA治療)が2014年より開始となりました。この新しい治療方法が登場したことによって、今までインターフェロン治療を受けることができなかった患者さんや、従来の治療では充分な効果が見られなかった患者さんも治療できるようになりました。また、C型肝炎ウイルス性肝炎排除に至る治療成功率(SVR率)も約90%と高く、ほとんどの症例で副作用はないか、軽微なもののみとなっています。治療導入には一定の条件もありますが、これまでのイメージで治療をためらっておられた患者さんには大きなチャンスが巡って来ました。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)

肝臓に中性脂肪がたまった状態を脂肪肝と言いますが、特にアルコールを飲まない人に起こる脂肪肝で肝硬変、肝細胞がんへと進行する 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が注目されています。これまで肝細胞がんの発生の多くはB型肝炎やC型肝炎ウイルスに感染している患者さんはが90%程度を占めてきましたが、近年肝炎ウイルスに感染していない肝細胞がんの患者が増加傾向にあります。これらの原因としてNASHによる肝細胞がんの発生が疑われています。NASHの治療法は確立されたものはありませんが、肥満、糖尿病、高脂血症などのインスリン抵抗性が第一の原因と考えられています。早期に的確な診断をうけ、食事・運動療法による生活習慣病の管理が非常に重要です。

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